差し歯にするために歯科医院に通った話

小さい頃から虫歯ができやすくて、歯医者には頻繁に通っていました。その中でも私が特に印象に残っているのは、差し歯の治療を行った時なのです。なぜ差し歯にすることになったかというと、前歯が徐々に重なるようになったことが原因でした。まだ重なっている間は気にしていなかったのですが、いつしか重なってしまっている部分に虫歯ができてしまったのです。虫歯の部分が黒くなってしまっていて、笑うと黒くなった前歯が目立つようになりました。人前で笑うことができなくなってきたので、歯医者で治療を行うことにしたのです。先生に状況を説明すると、虫歯の部分だけ削りましょうという話になりました。しかし別の日に治療に行くと、その時の先生とは違う先生が担当になり違った治療方法を行ったのです。その治療方法が、前歯2本を抜いて差し歯に入れ替えることでした。話が違ったのでとても焦りましたが、抜いてしまってから気づきもう任せようと思いました。歯のない姿はとても情けなく心配になりましたが、仮歯をいれると普通の見た目になり安心しました。久しぶりに真っ直ぐな前歯の自分をみて、治療してよかったと思いました。差し歯は1本10万円ほどして高かったのですが、ちゃんと歯を入れた状態にとても満足でした。