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リステリンでうがいはOK?正しい喉ケアとの違い
リステリンは口腔内の殺菌や口臭予防を目的としたマウスウォッシュですが、「風邪予防のためにリステリンでうがいをしても良いのだろうか?」と考える方もいるかもしれません。結論から言うと、リステリンは喉の殺菌を主な目的としたうがい薬とは異なります。その違いと、リステリンを使ったうがいの可否について考えてみましょう。まず、リステリンの主な使用目的は、歯肉炎の予防、歯垢の沈着予防、口臭の防止といった「口腔内のトラブルケア」です。製品にもよりますが、その成分は口腔内の細菌に対して効果を発揮するように調整されています。一方、一般的に「うがい薬」として販売されている製品の多くは、喉の炎症を抑えたり、喉に付着したウイルスや細菌を除去したりすることを目的としています。有効成分も、ポビドンヨードや塩化セチルピリジニウムなど、喉のケアに適したものが配合されていることが多いです。では、リステリンで喉の奥をガラガラとうがいすることは全く意味がないのでしょうか。リステリンを口に含んですすぐ際に、意識して喉の奥の方まで液体を行き渡らせることで、喉の入り口付近の細菌に対してある程度の殺菌効果は期待できるかもしれません。実際に、リステリンの製品情報にも「口内をすすぐ」という表現が使われており、喉のうがいを直接的に推奨しているわけではありませんが、口腔内全体に行き渡らせることは推奨されています。しかし、重要なのは「飲み込まない」ということです。リステリンは内服液ではないため、ガラガラうがいをする際に誤って飲み込んでしまわないように細心の注意が必要です。特に、子供や高齢者の方が使用する場合は、誤飲のリスクが高まるため、喉の奥でのうがいは避けた方が賢明です。また、リステリンの刺激が強いと感じる方にとっては、喉の粘膜への刺激が強すぎる可能性もあります。喉のケアを主目的とするのであれば、やはり専用のうがい薬を使用するのが適切です。風邪の予防や喉の痛みといった症状に対しては、医師や薬剤師に相談し、症状に合ったうがい薬や治療法を選ぶようにしましょう。