未分類
-
上顎洞炎も原因?横になると歯が痛い場合
横になると歯が痛むという症状は、必ずしも歯自体に原因があるとは限りません。意外な原因の一つとして、「上顎洞炎(じょうがくどうえん)」、一般的には蓄膿症(ちくのうしょう)とも呼ばれる副鼻腔炎の一種が関係していることがあります。上顎洞は、鼻の左右にある副鼻腔の中でも最も大きな空洞で、頬骨の下、上の奥歯の根の先端部分(根尖)のすぐ上に位置しています。この解剖学的な近さから、上顎洞に炎症が起こると、その影響が上の奥歯に及び、歯の痛みとして感じられることがあるのです。では、なぜ上顎洞炎で横になると歯が痛むのでしょうか。上顎洞炎になると、洞内に膿や粘液などの炎症性の滲出液が溜まります。立っている時や座っている時は、これらの液体は上顎洞の底の方に溜まっていますが、横になると、体の向きが変わることで液体が移動し、上の奥歯の根の先端部分を圧迫したり、そこに分布している神経を刺激したりすることがあります。これが、横になった時に歯の痛みとして現れるメカニズムの一つと考えられます。特に、上顎洞炎の中でも、歯の感染が原因で起こるものを「歯性上顎洞炎(しせいじょうがくどうえん)」と呼びます。上の奥歯の虫歯が進行して歯の神経が死んでしまったり、歯周病が重度になったりすると、歯の根の先から細菌が上顎洞内に侵入し、炎症を引き起こすのです。この場合、原因となっている歯自体にも痛みや問題があることが多いです。上顎洞炎が原因で歯が痛む場合、以下のような特徴的な症状が見られることがあります。