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  • ベロの下の口内炎白い膜は何?正体と注意点

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    ベロの下にできた口内炎。鏡で見ると、その表面に白い膜のようなものが付いていることに気づくことがあります。この白い膜はいったい何なのでしょうか。そして、何か注意すべき点はあるのでしょうか。一般的に、ベロの下によくできるアフタ性口内炎の場合、その特徴的な見た目として、中心部が白っぽく、周囲が赤く縁取られた円形または楕円形の浅い潰瘍が挙げられます。この中央の白い部分は、主にフィブリンというタンパク質からなる偽膜(ぎまく)です。炎症によって傷ついた粘膜を保護し、修復を促すために形成される、いわば「かさぶた」のようなものと考えて良いでしょう。無理に剥がそうとすると、出血したり、治癒が遅れたりする可能性があるため、自然に剥がれ落ちるのを待つのが基本です。この白い膜自体は、アフタ性口内炎の典型的な所見であり、特に心配する必要はありません。しかし、白い膜を伴う口内炎が全てアフタ性口内炎とは限りません。注意すべきケースもいくつかあります。例えば、口腔カンジダ症というカビの一種が原因で起こる口内炎では、舌の表面や頬の内側などに、こすっても取れにくい白い苔のようなものが付着します。これを無理に剥がすと赤くただれたり出血したりすることがあります。カンジダ症は、免疫力が低下しているときや、抗生物質を長期間使用しているときなどに起こりやすく、アフタ性口内炎とは治療法が異なります。また、稀ではありますが、白板症(はくばんしょう)といって、舌や歯茎などの粘膜が厚くなり、白い板状あるいは斑点状の病変ができることがあります。これは、こすっても取れないのが特徴で、がん化する可能性のある前がん病変の一つとされています。舌の下にも発生することがあり、通常の口内炎と区別がつきにくい場合もあります。さらに、扁平苔癬(へんぺいたいせん)という皮膚や粘膜の病気が口の中にできると、レース状や網目状の白い病変として現れることがあります。これも慢性的な炎症性疾患で、時にびらんや潰瘍を伴い、痛みを引き起こします。このように、ベロの下の口内炎に見られる白い膜や白い病変は、その多くが良性のアフタ性口内炎の偽膜ですが、中には注意が必要な疾患のサインである可能性も否定できません。