マスクをしていると、ふとした瞬間に「自分の口、臭うかも…」と感じることがありますよね。でも、それが本当に口臭なのか、それともマスク内のこもった空気のせいなのか、判断に迷うこともあるでしょう。そこで今回は、マスクをしている時でも簡単にできる、口臭のセルフチェック方法をいくつかご紹介します。まず、一番手軽なのは「マスクの臭いを嗅いでみる」方法です。一度使用したマスクを外し、少し時間を置いてからマスクの内側の臭いを嗅いでみてください。もし、不快な臭いが強く感じられるようであれば、口臭がある可能性が高いです。特に、起床直後や空腹時、緊張している時などは唾液の分泌が減り、口臭が強くなりやすいタイミングです。次に、「コップやビニール袋を使ったチェック方法」です。清潔なコップや小さなビニール袋に息を吹き込み、すぐに蓋をするか袋の口を閉じます。数秒待ってからそっと開けて臭いを嗅いでみましょう。普段の呼吸では感じにくい、自分の息の臭いを確認することができます。また、「舌の状態をチェックする」のも重要です。舌の表面に白い苔のようなもの(舌苔)が厚く付着していませんか?舌苔は口臭の大きな原因の一つです。鏡で舌の色や舌苔の量を確認してみましょう。ピンク色で適度な潤いがあるのが健康な舌の状態です。さらに、「デンタルフロスや歯間ブラシの臭いを嗅ぐ」という方法もあります。歯と歯の間や歯周ポケットには、歯ブラシだけでは落としきれない汚れや細菌が潜んでいます。デンタルフロスや歯間ブラシを使った後、そのフロスやブラシの臭いを嗅いでみてください。もし、嫌な臭いがしたら、歯周病や虫歯が進行している可能性があります。これらのセルフチェックはあくまで目安であり、正確な診断は歯科医師によるものです。しかし、自分の口臭の傾向を知る上で役立ちます。もし、これらのチェックで口臭が気になった場合は、後述するような対策を試みたり、歯科医院を受診したりすることを検討しましょう。マスク生活を快適に過ごすためにも、まずは自分の口の状態を知ることから始めてみませんか。
マスク時の口臭自分でできる簡単セルフチェック