リステリンは正しく使えば非常に効果的なオーラルケア製品ですが、いくつかの注意点を守らないと、思わぬトラブルを引き起こす可能性もあります。安全かつ効果的にリステリンを使用するために、以下の点に注意しましょう。まず、最も重要なのは「飲み込まない」ということです。リステリンは内服液ではありません。誤って飲み込んでしまった場合は、製品の注意書きに従い、必要であれば医師の診察を受けてください。特に小さなお子様が使用する場合は、保護者の監督のもと、絶対に飲み込まないように注意してあげてください。6歳未満の子供への使用は推奨されていない製品が多いので、対象年齢も確認しましょう。次に、「使用量を守る」ことです。多くのリステリン製品では、1回の使用量は約20mlとされています。これより少ない量では十分な効果が得られず、逆に多すぎると口に含みきれなかったり、刺激が強すぎたりする可能性があります。キャップの内側の線などを目安に、正確な量を計って使用しましょう。また、「アレルギー体質の方は注意が必要」です。リステリンには様々な成分が含まれており、稀にアレルギー反応を起こす方がいます。使用中に口の中に発疹、かゆみ、腫れなどの異常が現れた場合は、すぐに使用を中止し、医師または歯科医師に相談してください。初めて使用する際は、少量から試してみるのも良いかもしれません。そして、「刺激が強すぎると感じる場合」の対処法です。リステリンは独特の強い刺激感があるため、初めて使う方や口内が敏感な方は、ピリピリとした痛みを感じることがあります。もし刺激が強すぎると感じる場合は、無理して使い続ける必要はありません。ノンアルコールタイプや低刺激タイプのリステリンも販売されているので、そちらを試してみるか、歯科医師に相談してみましょう。また、口内に傷やひどい炎症がある場合は、リステリンの使用が刺激になることがあります。症状が悪化する可能性もあるため、そのような場合は使用を控え、まずは歯科医師の診察を受けることを優先してください。「使用後に水で口をすすがない」という点も、効果を最大限に引き出すための重要なポイントですが、どうしても後味が気になる場合は、ごく少量の水で軽くゆすぐ程度に留めるか、慣れるまでは低刺激タイプを選ぶなどの工夫をしましょう。
リステリン使用時の注意点これを守って安全に